カルヴァドスとノルマンディーの穴
カルヴァドスといえば、50歳代の人ならレマルクの『凱旋門』という小説や映画を思い出す人もいるでしょう。
そのなかで主人公がカルヴァドスを飲むシーンがたびたび出てきます。

映画がなかなかの名作だったので、それまではフランスの一地方でしか知られていなかった田舎育ちの火酒、カルヴァドスは世界に知られるようになりました。
ノルマンディーにはワインの代わりにリンゴの酒シードルがあり、このシードルを蒸留してつくるのがカルヴァドスなのです。
ノルマンディーの人たちは、この強いアップルブランデーを、消化を助けるのだと称して食事中にあおるように飲みます。
これを地元ではトルー・ノルマン(ノルマンディーの穴)というのだそうです。