結婚の現実 7
そして「生きがいを何に求めるか」の問いにも、子どもは別として、家事そのものに生きがいを見出す主婦は、専業でも一割ちょっとです。
共稼ぎや家業従事のグループではほとんどありませんでした。
ここであげられた女性の生きがいベスト3は、①子ども、②趣味、③仕事でした。
これに対し四年制共学大女子卒業生の追跡調査では、子どもより仕事に生きがいを見出す女性が相当数見られ、とくに大学卒業以来職業を継続して来たグループの生きがいベスト3は、①仕事、②子ども、③趣味と、仕事第一の人が半数を越え、平均的男性よりずっとモウレツぶりを発揮していました。
このことは、すでに母親の生きがいも十人十色、その学歴や環境に応じて多様化しつつあることを示しています。
こうして、現在中年の母親たちの間では、新しい生きがいの模索が盛んに行なわれ、ほぼ①仕事、②学習・趣味、③社会活動・ボランティアといった分野に関心が広がりつつあります。
だが実は仕事といってもパートどまりがほとんどです。
趣味・学習も暇つぶしレベルです。
社会活動やボランティアも主婦の活動の歴史が浅く、まだそのエネルギーを十分消化し切れないでいます。
ここに母親たちの新たな生きがいへの探求は空回りせざるを得なくなります。
たしかに、趣味といっても、ひま潰しくらいなのでしょうかね。