自己暗示と他者暗示
私達のメンツも、私達にとっては一見的な相手である易者や占い師から指摘された場合は、別です。
・・・つまり、この場合、私達はその易者から指摘を受けた自分が直視し度くない部分を、それなりに認め、受け入れるのです。
ここに「当るも八卦、当らぬも八卦」の占いが流行る理由と、その効用があるのです。
さて、「暗示は人も殺せるし、天才をも作りだす」と言われています。
先日、私の家では小学六年生の二男が、私が買い置いていた占いの本を勝手に見て、彼自身の生命線が短いから「自分は短命」と感じ・・・
その日は一日中勉強も手につかず、泣きわめく事件がありました。
「自分が短命か長命かをとらえるには、何百種類もある易や占いの中で手相のみで判断するのは誤りであり、かつ、二男のあらゆる事実からすれば、二男は長命」
・・・と、私は深夜まで彼を論理的に説得し、あらゆる暗示効果をも加味させて納得させました。
占いの効用も、そのマイナス効用の恐しさも、それは全て「暗示効用」です。